旅するハンカチプロジェクト

都民基金「ハンカチプロジェクト」

東京朝鮮第二初級学校（通称：枝川朝鮮学校）を支援している都民基金より、アーティスト・アクションへ、コロナ禍で交流が難しくなっている枝川朝鮮学校の子どもたちへメッセージを送る「ハンカチプロジェクト」への参加依頼がありました。
枝川朝鮮学校へのメッセージを書いたハンカチ（26cm四方）を集め、18枚を一組のタペストリーとして縫い合わせ、2022年2月26日に開催される学芸会の場で子どもたちにお披露目するというものです。

アーティスト・アクション「旅するハンカチプロジェクト」

アーティスト・アクション事務局メンバーにてこのプロジェクトへの参加方法について検討し、「ハンカチプロジェクト」にオリジナルの解釈を加えた「旅するハンカチプロジェクト」というアート作品にして贈答することにしました。
このプロジェクトは、ハンカチにメッセージを込め、友人から友人へハンカチを手渡し、ハンカチ自体に旅をしてもらうことで、さまざまな方による異なる視点からのメッセージを1枚に蓄積させるアート作品とすることを目指します。

概要

アーティスト・アクションのメンバーが「旅するハンカチ」の送り手となり、ハンカチにメッセージを表現する最初の人となる。
送り手は、ハンカチと一緒に旅をさせる「手紙」を書き、「ハンカチ」に最初のメッセージを表現する。
メッセージが込められたハンカチは1年間の旅に出る。
ハンカチは、送り手が選ぶ2番目の人に届けられ、新たなメッセージが加えられ、かつその様子を写真やビデオなどで記録してもらった上で、2番目の人が選ぶさらに次の人へと委ねられる。
ハンカチの旅の期限は2023年1月末とし、旅の発端である最初の送り手のもとに戻してもらう。この旅のおわりは、メッセージがいっぱいになったりなんらかの事情で「これ以上表現できない」と受け手が判断した時点で戻ってきても良いし、早く帰ってきた場合は、また新たな旅に出るようなことがあってもいいかも知れない。